京都洛北
平岡八幡宮 (神護寺の守護神)
平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)
平岡八幡宮は神護寺の守護神であり、本殿の花の天井がみもの。
高雄山神護寺の守護神として、弘法大師(空海)が平安初期、大同四年(809)12月10日、
自ら描いた僧形八幡神像を御神体として宇佐八幡より勧請、創建された。山城国最古
の八幡宮である。平安末期、貴族社会の没落、武家勢力の伸長とともに荘園を失った
寺社荒廃は著しく一時は廃絶の時もあったが神護寺復興に生命をかけた文覚が建久元年
(1190)再興し、さらに文覚の高弟、上覚が鎌倉初期、貞応元年(1220)神殿を下壇に移して
おり、それより以前は現代の神殿位置より北方にもう一段上壇があったものと思われる。
室町期に入り応永14年(1407)11月8日火災により社殿を焼失したが時の前将軍、足利義満に
よって直ちに再建された。これは足利氏が八幡神を氏神とする清和源氏の後裔であり、また、
この地にほど遠からぬ北山第(現在の金閣寺)を別邸としていたことのみならず、足利尊氏や
義満、義政の子義持らが、しばしば参詣や紅葉狩りに、この地を訪れたことなどの関連が想起
せられる江戸末期、文政9年(1826)に至り、時の仁孝天皇の命をうけ社殿が修復され現代の
現代の建物はほぼこの時に整備されたものである。
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